天生湿原 岐阜県県飛騨市 2013.10.13
今年は、いつまでも残暑が残り、10月に入っても記録的な高温が続いています。
それでも、各地から紅葉の便りが届き始めました。
この3連休、当初は何の計画も立てていなかったのですが、私も何処かへ出かけたくなりました。
今年はまだ早いかな?って思いましたが、天生峠が見頃との情報があり、天生湿原を訪ねてみました。
駐車場から1.1km、所々でオオカメノキが美しく紅葉している道を抜け、天生湿原に到着しました。
既に葉を落としている木もありますが、赤や黄色の木々は、まだ色付き始めたばかりです。
ナナカマドが、真っ赤な実をたくさん付けていました。
葉っぱは、茶色く縮れているものが多く、紅葉せずに落ちてしまったものも多いようです。
少し進むと、桂の甘い香りが感じられました。
この香りで、私はいつも「ああ、天生へ来たんだなぁ・・・」って、改めて感じます。
カツラの巨木が、まだ緑の葉っぱを残しています。
ブナの紅葉は、まだ早いかもしれません・・・
深い森を進みます。
天生を代表する「桂門」。
ブナとカツラ。
籾糠山。
木平湿原。
やはりブナの黄葉は、もう少し先のようです。
小さな草の実も嬉しいです。
オオバユキザサ。
ツタウルシ。
帰路の天生湿原。
この日、天生湿原の中にある匠屋敷で、年に一度の祭礼が行われ、
神職の祝詞に続き、地元の子供たちの神楽と獅子舞が奉納されました。
お囃子も、子供たちの担当です。
挨拶の中で、過疎化が進んでいるとのことでしたが、
大自然の中でのこんな行事を、ずっと引き継いで欲しいものだと思いました。
紅葉の天生
2012年
四季の写真館へ