伊吹山登山    2013.5.26

大好きな伊吹山。
子どもの頃から、いつもいつも見上げていたこの山の魅力を再発見したのは2005年。
今年で9年目になります。
当初は、今は休止中のゴンドラが3合目まで運行されており、
片道をゴンドラ利用で、ゆっくりと登山道や林道の花を楽しみ、3合目を散策したりといった楽しみ方ができました。
山頂への登山も、3合目からなら、じっくり花と対話する時間が取れました。
そんなこともあり、これまで一度も山麓から伊吹山へ登ったことがなく、
ずっと宿題をやり残しているような感じで、いつか自分の足で登ってみたいと考えていました。

この日、当初の天気予報は雨でしたが、少し日射しもあり、曇りでも涼しくていいやと思い、伊吹山へ登ることにしました。
登山家の三浦雄一郎さんが、80歳でエベレストに登頂されたとのニュースに接し、
伊吹山ぐらい登れないでどうする!って、思ったのがきっかけです。
ときどき、思い付きで行動してしまう私です。



登山道入口の標高は220m。
9:15出発。
登りはじめは、林の中を進みます。
蒸し暑く、少し進むだけで汗が止まりません。


1合目を過ぎるとスキー場のゲレンデとなり、今度は強い日射しを遮るものがありません。

5合目は標高880m、 11:30
大勢の登山者が山頂を目指しています。
伊吹山は大勢の人に愛されているんだなぁ・・・って、嬉しくなりました。


この辺りは、オドリコソウが大群生しています。

標高が上がるにつれ、花はイブキハタザオやウマノアシガタが目立ってきました。

山頂到着は、13:05。
ニリンソウのお花畑が広がっています。
山頂の標高は1337m、登山道の標高差は1117mとなります。



帰路、体力の無い私は、どんどん追い抜かれてしまいます。
雄大な景色に、イブキカラシナの黄色が映えます。


15:50、ようやく5合目まで戻って来ました。
6合目の避難小屋を入れたこの景色、私は何故か、スイスアルプスみたい、って思います。


2合目と旧伊吹町。
水田に水が引かれ、田植えのシーズンです。


1合目手前の木立の隙間から、輝く琵琶湖が見えました。
17:40、下山。
私のコースタイムは、花を写しながらなので、全く参考になりません。
花写真は、「伊吹山の花2013」で順次ご紹介していきます。
伊吹山の大きさを実感した1日でした。




自宅近くまで帰って来たとき、伊吹山へと沈む夕陽に出会いました。


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