美ヶ原高原   長野県松本市  2013.1.19・20

昨年末、美ヶ原の冬景色を写したいと、王ケ頭ホテルの写真教室に参加させていただきましたが、(画像はこちら
でも、日本海で急速に発達した低気圧の影響で、期待した光景に出会うことができませんでした。
そんな訳で、週間天気予報を見て、1週間前に急遽、美ヶ原を訪れることに。

ホテル到着後、さっそく雪上車で美しの塔へ。
雪原の空は抜けるように青く、風もなく穏やかな陽差しが降り注いでいます。
この陽気ならと、塔の向こうに見えるホテルまで、徒歩で戻ることにしました。



標高2000mの雪原は、何処を切り取っても絵になります。





少し霞んでいますが、富士山も綺麗に見えています。

ちょっと休憩した後、王ケ頭へ夕陽を見に出かけましたが、
西の空にはあいにく雲がかかり、太陽はその後ろへと消えてしまいました。


急いで、東の空が見える場所まで移動しました。
浅間山の向こうが、美しい黄昏色に染まっています。




翌朝、星空がまだ見える内にと、早起きして外へ出ました。
でも、カメラの設定に手こずっている間に、光がみるみる強くなり、すっかり明るくなってしまいました。


富士山も、うっとりするような美しさです。

南アルプス連峰

なかなか太陽が顔を出さないので、中に入って窓霜を写していると、外が明るくなり歓声が上がりました。

すごい!
見事な太陽柱(サンピラー)が出現しています。
思わぬ光景に出会い、夢中でシャッターを切りました。





朝食後は、王が鼻へ。
地上には、見事な霜の華が咲いていました。


一部を切り取ってみました。
シャッターを切っているときは、気付かなかった見事な結晶まで写っていて、「やったー」って感じです。


そう、こんな樹氷と青空に会いたくてやって来ました。




王が鼻の向こうに北アルプス連峰。

常念岳と剱岳。










ホテルへ戻り、再び窓霜を写しました。
何て美しいのでしょう・・・

大満足の美ヶ原・王ケ頭の旅でした。


美ヶ原高原の窓霜は、こちら
  〃  霜の結晶は、こちら

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